NEWS

お知らせ

そろそろ春がやってくる?

こんにちは?歯科衛生士の美濃川です。

もう三月になり、だんだんと寒さも弱まってきているような気がします。

今年は雪が酷かったので早く春になってほしいですね?

3月はお雛様?の時期ですが皆さんのお家は雛人形を飾っていますか?

私の家はケースに入った三段程の小さな雛人形なので、片付けも簡単で毎年出しています。

小さい頃は友達のお家の大きなお雛様に憧れたものです…。


さて、今回は規則正しい食習慣についてです。

皆さん食事をとる時、時間は大体決まっていますか?ダラダラと間食をしてはいませんか?

食事や間食の時間、回数を決めることは虫歯予防につながります。

↓下の図は規則正しい食事の方と間食が多い方の虫歯リスクの違いです。

219DA295-78CD-4E8A-B577-157865F50984

↑上の図のpHとは口の中の酸性とアルカリ性の度合いを示したもの。数値。

お口の中は普段中性(表の青色部分)に保たれていますが、飲食をすると虫歯菌や飲食物がだす酸により口の中は酸性(表の赤色部分)に傾きます。

この酸性状態(上の図でいうとpH5.5以下赤色部分)になると酸によって歯の成分であるカルシウム、リンなどが歯から溶け出していきます。→これが長く続くと虫歯に‼️

お口の中は飲食後しばらくたつと、徐々にまた中性に戻っていきます。(完全に戻るのに20分~1時間程かかる)その時に酸によって歯の成分が溶け出た部分が、唾液の力で修復されていきます。→これによって、毎回飲食時に歯の成分が溶け出しても虫歯にならずにすんでいるのです!

しかし!これが長時間のダラダラした食事、ちょくちょく食べる間食が多い方はどうなるでしょう?

上の図の2個目の表のようにいつまでも虫歯菌が酸をだしつづけ、歯を修復する時間がとれず虫歯ができるリスクが上がってしまいます!

間食が悪いわけではありません。大切なのは食事や間食の時間、回数をある程度決めることです。

ただし間食も食べる物によってはダラダラ食べと同じになってしまいます。

ビスケットやクッキーは歯の溝などに食べかす残りやすく、長時間食べていることと同じに?→飴も溶けるまでずっとお口の中にあるので同じく…

飲食後、すぐに歯磨き出来ない!そんな時は食後お茶を飲むだけでも違います。

日本茶には砂糖は含まれていませんし、抗菌作用のカテキン、微量のフッ素が含まれています。

歯磨きは虫歯予防にとても大切ですが、それだけではなく、規則正しい間食の取り方を知っていることで、もっと虫歯リスクを減らすことができます!

皆さんもぜひ食習慣を見直してみてください?