こんにちわ!歯科衛生士の美濃川です。
だんだんと山の紅葉?も進み、秋らしい季節となりました?
家ではこの季節になると畑の焚き火で焼き芋を焼きます。
ホクホクの焼きたてはとても美味しく、
つい食べ過ぎてしまうので注意が必要です?
さて、今回は口臭についてお話します。
口臭の原因はさまざまですが、今回はその中から3つお話していきます。
①舌苔(舌の汚れ)
食べかすや古い細胞が舌に溜まったもの。舌中央部あたりが白っぽくなります。
これらがお口の中の細菌により分解され、臭いの原因となる硫黄ガスを発生させます。
予防としては、舌専用のブラシで舌を優しく磨いてあげることです。
②唾液不足(お口の中の乾燥)
緊張、ストレスを感じている時
起床時(寝ている間は唾液の量は減るので朝、口の中が乾く)
歳を重ねること…などで唾液の分泌が悪くなり、細菌が繁殖して口臭が発生します。
唾液はお口の中の食べカスなどを洗い流し、細菌の繁殖を抑えるなど沢山の重要な役割をもっていますが、口の中が乾燥するとそれらの効果が半減してしまいます。
予防としては、
・物をよく噛む(噛むことで刺激され唾液がでる)
キシリトールガムなどを噛めば、虫歯予防にもなるのでおススメです。
・唾液腺(唾液がでてくる部位)のマッサージ。
・あいうべ体操(あー、いー、うーの発音をする時のかたちにお口を大きく動かす、舌をベー?とだす)でお口に刺激を与える
毎日の歯磨きの時に あいうべ体操をもりこめば、無理なく簡単に行うことが出来ます?
例)お口をあーと開けて歯を磨く、舌をべーとだして舌を磨く
③お口の中の汚れ
お口の中に食べ物の残りや磨き残しがあると、臭いの発生の原因になります。
汚れ自体が原因にもなりますし、清掃不良で歯ぐきが腫れ、歯周病による臭いが出てくることもあります。
予防としては歯をしっかりと磨き、清潔を保つことです。
歯科医院に定期的にクリーニングに行くのも有効です。
現代では口臭が気になる方はたくさんいらっしゃいます。
今回あげたのは例の一つなので
1人で悩まず、歯科医院などで相談してみると良いでしょう?